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公園から子どもたちの声が消えつつあります。放課後の公園利用制限、安全に遊べる場所の減少、そして増え続ける習い事や塾通い。現代の子どもたちは、かつてないほど「自発的に体を動かす時間」を失っています。
文部科学省の調査によれば、児童の体力・運動能力テストの平均値はここ数年で低下傾向にあります。さらに深刻なのは、スマートフォンやタブレットの長時間使用による影響です。姿勢の悪化だけでなく、集中力の低下、感情をコントロールする力の衰えまで指摘されるようになりました。
便利になった時代の中で、私たちは気づかぬうちに、子どもたちから「動く機会」を奪ってしまっているのかもしれません。しかし、体を動かすことこそが、心と脳を育てる”原動力”なのです。

家庭でも学校でもない、安心して思い切り体を動かせる「第三の場所」を持つことが、今の子どもたちには必要です。スポーツクラブや体操教室、スイミングスクールなどは、単なる技術習得の場ではありません。失われた”遊びながら学ぶ場”を補い、子どもが「体を通して学ぶ」貴重な機会を提供しているのです。
こうした場で育まれるのは、体力だけではありません。決められた時間に通うことで身につく自律心、うまくいかない時でも諦めない忍耐力、新しい技に挑戦する意欲。これらは、子どもが将来社会で生きていくために欠かせない力です。

「運動は体力づくり」──そう思っている方も多いかもしれません。しかし、最新の脳科学研究は、運動が脳そのものの成長に直結していることを明らかにしています。
筑波大学の研究では、「20分の軽い運動」によって学習効率が向上することが実証されました。また、ハーバード大学の研究チームは、運動が脳内のBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質を増やし、神経のつながりを強化することを報告しています。
運動することで活性化するのは、前頭葉や海馬といった、記憶力・思考力・創造力・感情コントロール力を司る重要な部位です。つまり、走ったり跳んだりすることは、筋肉を鍛えるだけでなく、考える力そのものを育てているのです。
継続的に何かに取り組む中で、子どもたちは多くのことを学びます。
できなかったことができるようになる「成功体験」は、自己肯定感を高めます。何度も練習を重ねる中で知る「努力の楽しさ」は、困難に立ち向かう原動力になります。仲間と励まし合い、支え合う経験は「協調性」と「感謝の気持ち」を育てます。そして、先生やコーチとの関わりを通じて、礼儀や目標設定力、自己管理力が自然と身についていきます。
これらは、学力テストでは測れない”非認知能力”と呼ばれるものです。研究によれば、こうした能力こそが、学力以上に長期的な幸福度や社会的成功に結びつくことが分かっています。

では、保護者として何ができるでしょうか。
まず大切なのは、スマホやタブレットの時間を完全に禁止するのではなく、「体を動かす時間」と「デジタル時間」のバランスを整えることです。時間を決めて使わせる、使用後は必ず体を動かす時間を設けるなど、メリハリのある生活リズムを作りましょう。
また、子どもが興味を示した運動には、できる限り一緒に関わってみてください。実際に体験を共有することで、子どもの世界への理解が深まり、会話も豊かになります。
そして何より大切なのは、成績や結果よりも「努力の過程」を認め、ほめることです。「今日も頑張ったね」「前よりできるようになったね」といった言葉が、子どものモチベーションと自信を育てていきます。

運動は、筋肉だけでなく脳・心・社会性を同時に育てる”全人教育”です。走る、跳ぶ、泳ぐ──そんなシンプルな動きの中にこそ、未来を生き抜く力が育ちます。
フィッタでは、子どもたちが「楽しく体を動かしながら、自分の可能性を広げていける」場を提供しています。地域の”うれしい”を増やすこと、子どもの成長を支えることが、私たちの使命だと考えているからです。
体を動かすことは、考える力と生きる力を育てる。だからこそ今、子どもたちに”動く時間”を取り戻してあげたいのです。
便利さと引き換えに失われつつあるものに、もう一度目を向けてみませんか。子どもの笑顔と成長のために、できることから始めていきましょう。